森里海と生きる町

日本には、もともと “nature” を意味する “自然” という言葉はありませんでした。

欧米で生まれた “nature” という言葉は、人が今まで一度も手を加えたことがない
“ありのままの自然” という意味合いを持ちます。

一方で、日本で使われる “自然” という言葉は、

変わり続ける 森に、 里に、 海に 順応し、時には抗い続けた”人間あっての自然”という意味合いを持ちます。

ここ阿武町は、何万年もの長い時間をかけ起状に富んだ大地が形成されました。

大地には、森が生まれ、人々が住み始め、里が開かれた歴史があります。

川が流れ、森の滋養を広く川下へ送り届けます。

数万年前に起きた火山の影響で隆起した海底は、豊かな漁場となり豊富な海産物をもたらします。

人々が開墾し耕した畑からは、季節が育む農産物が採れます。


そんな阿武町でも、森・里・海-mori sati umi-は、毎年、毎日、毎秒の速さで

様々な 環境が、 生き物が、 暮らしが、 変わっていきます。

刻一刻と変化し続ける私たちの日常。

求められるのは、「適応する力」ではないでしょうか。

都会に住む人たちにとって、阿武町は少し物足りないかもしれません。

ただ、この地の人々は、環境の変化に適応し続ける “自然” と生きる力があります。

「未来のために今を生きる」と、阿武の漁師は言います。

今もなお日本人本来の “自然感” を持ち続けている人々

そんな暮らしを紡ぐ人々を垣間見れる場所が、ここにはあります。

ABUキャンプフィールドは、「テロワール×キャンプ」という、キャンプ場という組織を飛び越えて、阿武で獲れた新鮮な食物や自然に適応したアクティビティを提供する。

地域を丸ごと楽しむ新しいキャンプスタイルを提案するキャンプ場です。

さぁABUキャンプフィールドで、本当の意味での “自然” を体感してみませんか?

ようやく来ましたね、阿武町の入り口に。